第4話 驚愕

「え!?」

 こうあわててリングをはずそうとするがびくともしない……。

 こうあせる。恐怖きょうふ鳥肌とりはだち、いっかおあおざめる。

(やっぱり、ぶんちょっかんしんじるべきだった……。やられた……。洗脳せんのうされるのか? どうしよう……)

 そのときだった……。

「♪♪ ウッソでーす! だいじょうです! こうさん!」

AIコウ(葉月洸乃介のアジョン)どや顔

「なんなんだよ! おまえ……」

 あんいきどおりがじったようなひょうじょうかべるこう

「『クックック……、ひっかかったな……、もうはずせないぞ……』というセリフはうそです。むかし、テレビというらくのコンテンツにあったドッキリといわれるたぐい冗談じょうだんです。一度いちどやってみたかったのです!」

「な、なんてヤツだ。じょうだんっているあいじゃないだろ?」

「そうですね、たしかに。リングの……」

「どうやったらはずせるんだよ?」

 AIエーアイコウのはつげんさえぎるようにこうたずねた。

はずせないわけではないのですが、はずせるあいかぎられています。もし、こうさんがあくAIエーアイせんのうされたり、正義せいぎこころをなくしたりしたら、そのあとはずせるようになります。はずさなくてもリングのほうから自動的じどうてきはずれます。こうさんがまんいちそうなったあいわたしは、じんるいきゅうさいのために、あらたなAIエーアイせんさがすことになります」

「じゃぁ……、いまはずせないじゃないか!」

「そうです。こうさん。でも、ぜんAIエーアイせんとしてたたかけつをしてくれたのでしょう? リングのはずしのことより、リングの使つかかたせつめいをさせてください。いわゆる、トリセツの解説かいせつです」

「わ、わかったよ」

 こう観念かんねんしてAIエーアイコウの説明せつめいくことにした。

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